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良寛和尚歌集 令和七年五月八日
貸出期間が二週間なので月2回のペースで図書館通いをしている。
新着図書を最初に見ると標題の岩波文庫が目に留まった。子供のころから
親しみがあったがこの歳で短歌を読むのは初めてで、中でも老年の歌に
興味が湧きそのいくつかを以下に紹介します。
尚、下の写真は二十一年前に米沢から新潟に日帰りした時です。
■■良寛和尚歌集(抜粋) 相馬御風編注■■
@老い人は心よわきものぞみこころを なぐさめたまえ朝な夕なに
Aいざこゝにわが身は老いむあしびきの
国上(くがみ)の山の松の下いほ
Bさす竹の君がすゝむるうま酒に われゑひにけりそのうま酒に
Cくさのいほにねてもさめてもまをすこと 南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏
D老いの身のあはれをたれに語たらまし 杖を忘れてかえる夕ぐれ
E世の中にまじらぬとにはあらねども ひとりあそびぞわれはまされる
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