秋さんの机 2010.12.02 櫨紅葉と日展 戻る ←→ 進む 師走に入り大分寒くなってきました。 落葉樹に付いていた葉は、段々と少なくなり毎日の掃除に忙しい時になりました。 梅の木・柿の木・辛夷コブシの木・櫨ハゼの木・もみじの木・槐エンジュの木と順番に裸 になっていきます。 紅葉の色が一番鮮やかなのは櫨の木で、写真のように全体が赤色に染まります。サト ウハチローの「小さい秋みつけた」の三番に櫨の木が出てきます。 三)誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた 昔の昔の 風見の鳥の ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色 ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた この木はウルシと同じ種類なので、赤く染まる反面、樹液が体に付くとカブレてしま います。最初に枝下ろしをした時、腕がかぶれたのは毛虫だと思いこんでいましたが 、最近気が付いた次第です。椿や山茶花の木に付く茶毒蛾(方言でチャガラムシ)に 刺されたのと同じように大変な事になります。 この木の実からは木蝋が採れ、ロウソクや鬢付油(びんつけあぶら)になります。 <櫨(はぜ)紅葉> ![]() 第42回 日展のチケットを知人から頂いたので、六本木の国立新美術館に行ってき ました。父が新槐樹社の委員をしていたので、同じような画風(油絵)を探してしま うのですが、最近の傾向は昔のようなオーソドックスは少なくなりました。 帰路は千代田線・乃木坂駅から、青山墓地を横断して銀座線・外苑前駅までを散策し て帰りました。 <国立新美術館の内部> ![]() <青山墓地を横断する> ![]() 秋さんの机 2010.12.02 櫨紅葉と日展 戻る ←→ 進む |