さんの 2011.05.17 赤松のミドリ摘み  戻る ←→ 進む

昨日の日曜日に、やっと松のミドリ摘みが終わりました。たった一本の木ですが一週 間かかりました。
松の種類は、男性的な黒松、女性的な赤松、葉が五本づつ出る五葉松などがあります が、いずれも、春の『ミドリ摘み』と秋の『もみ上げ』は欠かすことが出来ません。 昨年、県民大学で庭造りを受講してきたのですが、実際、一人で作業すると勝手が分 かりません。実技のときは、時期が六月で、教材が黒松だけで、しかも新芽が大分大 きくなっていました。
『ミドリ摘み』と言う如く、手で摘み取る動作からそう呼ばれていますが、その時期 を逃すと、まだ新芽が充分出ていなかったり、あるいは、伸びすぎてハサミを使用す る事になります。赤松は枝が繊細で、手で新芽を折っていると枝の根元から折れるこ とがあるので、両手を使い、或いはハサミを使い枝を取らないようにするので、初め ての事もあり、時間と手間が掛かってしまいました。
受講の時は、広い農業高校で松の木の周辺はじゃま物が無く、園芸用の三脚をセット する時、自由な位置に置くことが出来ました。 しかし、我が家では、松の木周りは 、椿、伽羅、皐月、躑躅、紅葉、山茱萸等があり、三脚をセットするには、知恵の輪 を解くように、三つの足の位置を探して、作業するポイントが一致するまで三脚を登 ったり下りたり動かしたり、何度も繰り返せねばなりませんでした。
木のテッペンをする時は、脚立の一番上に腰を掛けると、丁度良い高さになりますが 、胸のポッケットに入れたラジオを聞きながら作業に夢中になっていると 3.6m の高 さに座っているのを忘れてしまいます。
  アブナイ・・・  危ない・・・


12尺(3.6m)の脚立をセットする



作業前です



作業完了です




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