秋さんの机 2012.12.31 父 秋山桑人 発行書物 戻る ←→ 進む 先日、父が生前お世話になった出版社から、一冊の本が送られてきました。 地域の記録を残すことを目的とした『ふるさと文庫』の創立者の奥さんからで 書籍は、創立者が亡くなり、その遺稿集・病床録等、奥さんの編著となってます。 内容は、高度成長期の発展・開発に反する環境問題など、私が子育てや仕事に 多忙だった頃が乗っていましたが、ちょうどその頃から、父は、下表の6冊の 本を発行していました。 最初の一冊目は、私が赤ん坊の頃、学童疎開の子供達にと、父が幼年の時に 祖父から聞かされた民話を集めて、絵本にしたのですが、活字にする寸前で 立ち消えとなり、30数年が過ぎました。それを今回、見直しをして発行に 至りましたが、ちょうど私の子供達に読み聞かせるには最適なので 毎日、寝る前に、寝床で読んで聞かせました。 2冊目からは、そのような事もなく、手にとって読書する機会も薄れて しまいました。父が他界して、この地に暮らし始めた頃、ふるさとを離れた 50年間を取り戻すのに最初にしたのが全巻を読むことでした。 私の知らない事が多く、そうであったかと感心しながらの読書となりました。 11月に70歳を迎えて、改めて父の年齢と比較し、これからの人生を考えて しまう、今日この頃です 父の発行書籍
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