さんの スペイン旅行 フランス旅行 カナダ旅行


 スペイン旅行 1日目 2010.09.23(木)

成田の集合時間は10時です。

水海道からは初めてなので何処を通って行けば分から無いので調べてみると 距離的に近いのは我孫子から成田線ですが、如何せん単線でゴトゴトと行く のは敬遠して、今年の7月に開通した京成成田スカイアクセス線を使い、 水海道・守谷・南流山・東松戸・成田空港と乗り継ぎします。 7:04に乗車して8:35成田着の1時間半でした。金額は1,860円と日暮里まで 行くよりも安く、早く行くことが出来ます。

旅行会社の受付を済ませ、10:30に早いお昼をして12時に搭乗しましたが、 新潟上空に積乱雲が有り1時間以上も待たされ、滑走路はEC向の機体が 列を作って待機してました。

途中、フランクフルトで給油をしますが此処でもフランス上空を通過する際、 管制塔のストライキで、またしても給油と乗務員交代後、2時間以上待た されました。

スペインのマラガ空港に、日本時間で夜中の1時頃到着してそこからバスで コスタ・デル・ソルのホテルに2時に着き、床に入ったのは明け方3時 (現地時間昨夜の8時)近くになっていました。夏時間なので日本時間から マイナス7時間の時差です

下の写真は翌朝のホテル周辺です。此処はアンダルシアの南部で地中海の 南国カラーにあふれています。


ホテル前の入口


ホテルの朝食


周辺建物


丘の遠景


お花


オリーブ生垣




 スペイン旅行 2日目 2010.09.24(金)


観光初日は、白い村のミハス、ヨーロッパのバルコニー展望台、その近くの 鍾乳洞と3ヶ所です。

眠い目を擦り、9:45 にホテルを出て南西に20km離れたミハスに着きました。 ホテルの周辺でも白い家が見えましたがこの辺はどこも白い家・白い村で その中で最も有名な観光地がミハスです。
小さな村で山の中腹に集落を作っています。市場があり南国らしく色々な 果物が有り、また海に近いので魚介類も欧米らしからず沢山並べてありました。 観光地なのでロバや馬が曳く馬車が行き来しています。

次はネルハの展望台に向かいます。コスタ・デル・ソルは国内のみならず ヨーロッパからリゾート地として多くの人が太陽(スペイン語でソル)を 求めて集まってきます。岩の上に出来たバルコニーはイベリア半島の最南端と 思ったらしいが実際はジブラルタルの方が南にあります。

次の鍾乳洞は、秋吉台・阿武隈洞・龍泉洞などに行った人は特に目新しい ことは無く、ちょっと興ざめである。

今晩の宿泊地はグラナダなので95kmをバスで移動します。

夕食は、中に鰯が入った冷たいスープのガスパッチョで、お酒は赤ワインに 果物・果汁を入れた甘いサングリアです。両方ともアンダルシア地方の何処に でもある料理の一つです。


ミハス遠望


ミハス街角


教会の前


果物屋


地中海バルコニー


サングリア





 スペイン旅行 3日目 2010.09.25(土)


観光二日目はグラナダのアルハンブラ宮殿とそれを一望する丘アルバイシンの 二つです。

朝早く8:00出発です。でも夏時間の影響もあってお日様が揚がったばかりで 外灯がまだ消えていません。兎に角、観光客が多いので開場(8:30)めがけて バスを走らせます。ワイヤレス・イヤホンからの現地人の日本語に耳を傾け 広い宮殿の中を歩いて廻ります。

宮殿全体の外観は城壁のように荒々しい壁で作られていますが、中は幻想的な 宮殿になっています。イスラム最後の砦として繁栄を極めたが1492年 陥落します。その後荒れ果ててしまったが、19世紀に再び世界の注目を集めます

最初の円形の建物はカルロス5世宮殿で、真ん中で声を出すと良く響きます。 次はナスル朝宮殿のアラヤネスの中庭へと続き、ライオンの中庭に行くのですが 今回は12頭のライオンが修復で外され撮影禁止の部屋にありました

次のバルタル庭園では貴婦人の塔が池を従え優雅に佇んでいます。真下に根を張る 糸杉と夾竹桃の散策道を登って行くとヘネラリフェ宮殿の沢山の噴水がある アセキアの中庭へと続きます。

あっと言う間に終わりましたが、バスに戻りアルバイシンの丘に移動します。 最古の街並みで狭い路地を通って展望台からは、スキー場もあるネバダ山脈を 背景に宮殿全体が見渡せます。

ふと気が付くと、観光客の騒音が耳から遠ざかり、若かりし頃、必死に習った タレガ作曲の「アランブラの思い出」を如何にセゴビアのように弾けるかと、 美しいトレモロが耳の奥から聞こえてくるようです

午後からは、今日の宿泊地セビリアへと245kmを移動し、夕食はフラメンコを 見ながらとなります。


カルロス5世宮殿


アラヤネスの中庭


アラベスク模様


ライオンの展示場


ライオンの中庭


貴婦人の塔


ヘネラリフェ宮殿


アルバイシン街


ニコラス展望台


フラメンコ






 スペイン旅行 4日目 2010.09.26(日)


観光三日目は、セビリア市内観光とカルモナ旧市街散策の二つです。

セビリアはオペラ、セビリアの理髪師・カルメンを思い出します。 カルメンのたばこ工場は今は学校になっている

スペイン広場はよく見かけるが、此処は1929年の博覧会の会場で半円形の 建物でタイルのベンチが58並んでいます。王宮アルカサルの内部は アルハンブラ宮殿のような造りで、庭園も同様に素晴らしい。

ユダヤ人街もスペイン広場同様何処にでもあり、密集した建物の間に ある空き地がほんとうの広場のようだそのような所にはおみやげ屋さんが 並んでいる。

セビリアを後にして、46km離れた小高い丘の上にあるお城跡カルモナの パラドールで昼食を取る。初夏ならば向日葵が一面に咲いているが、 今は茶色の大地が地平線まで広がっています。

こんばんはここから109km離れたコルトバ泊です。高速道路を走って いると日本のような看板が一つも見えません。観光立国なので法律で 禁止されましたが、ただ一つ、黒い牛だけが所々に残っています。


スペイン広場


博覧会の会場


ヒラルダの塔


アルカサル宮殿内部


宮殿の庭園


同じく庭園


街角の広場


絵皿のお土産


パラドール


牛の看板





 スペイン旅行 5日目 2010.09.27(月)


観光四日目は、コルトバ市内のメスキータとラ・マンチャの風車見学です。

朝8:30にホテルを出てメスキータの北側に広がるユダヤ人街の対面の バルコニーがくっつきそうな迷路のような狭い路地を歩いて行くと メスキータの尖塔が見え隠れする。

10:00を待って中にはいると円柱の森と呼ばれる独特の柱が目に飛び込んでくる。

元々はイスラム教のモスクとして建てられたが、1236年キリスト教となる。 その為、2つの文化と2つの世界が絶妙に融合された状態になっている。

外に出ると別世界に行ってきたようである。近くのローマ橋を渡ってバスに戻り、 ドンキホーテの舞台となったラ・マンチャの風車を見に行く。 高速道路で280km離れている。

コンスエグラは丘の上にあり葡萄畑の先は地平線までが見え、遠くの丘には 現代的な風力発電の大きな羽根がゆっくりと動いているのが対照的である。

ドンキホーテのブリキのような像を見てバスに戻り、途中、ギターの アランフェス協奏曲の舞台となった王宮を通過しましたが、今晩のホテルが あるマドリッドまで132kmをウトウトしながら着きました。夕食は シーフード・パエリアをいただく。



ユダヤ人街


メスキータ鐘楼


メスキータの中庭


イスラム教の祭壇


柱の林立


キリスト教の祭壇


橋を渡って


ラ・マンチャ


ドンキホーテ


パエリヤ出来た





 スペイン旅行 6日目 2010.09.28(火)


観光五日目は、マドリード市内のプラド美術館タとセゴビアのローマ水道橋です。

スペイン広場のドンキホーテやオリーブの木を見て、オリエンテ広場で朝日に 輝く王宮、逆光の王立劇場を見てからプラド美術家に行く

ヘロニモス入口からはいり、ガイドから年代順に案内して貰う。グレゴ、 ベラクレス、ゴヤの三大スペイン画家を重点的に説明をする。ガイドブックには 載ってない絵に描かれた時代の背景、作者の内面や裏話を教えて貰う

12:00からは93km離れたセゴビアを往復する。バスを降りると目に飛び込んだのは 紀元一世紀前後に石を積み重ねただけの二重アーチで造られた大きく高い ローマ水道橋である。かつてはトップの溝に水が流れていた。

近くのレストランで子豚の丸焼きを食べ、カテドラル(大聖堂)やディズニー 映画・白雪姫のモデルとなったお城の中を見て、小道を下り、バスに乗り、 マドリードに戻って連泊となる。



スペイン広場


プラド美術館


ローマ水道橋


流れはお城へ


子豚の丸焼き


白雪姫のお城





 スペイン旅行 7日目 2010.09.29(水)


観光六日目は、午前中は自由行動又はオプションのトレド観光で、 午後は新幹線でバルセロナまで・・・でしたが、この日は ゼネラル・ストライキが決行され、予定が狂ってしまいました。

ゼネストでも公共部門は約15%が動いているので、どうにか新幹線は 取れたので予定通りでしたが、バスが動かないので午前の行動は 地下鉄で新幹線の乗り場まで行って、午後3時の新幹線でバルセロナまで 行くことになりました。荷物も動かないので翌日の配達になる為、 着替えなどを持っての移動となりました。

地下鉄は9号線の終点Herrera Oriaから3つめで1号線に乗換Atocha Renfeで下りました。
昔のアトーチャ駅は熱帯植物などがありますが、此処で2時間の待ち合わせに なるので近くのソフィア王妃芸術センターで現代美術を鑑賞しました。

ピカソ、ダリ、ミロが有り、私は2度目となる(確か20代に上野で)ゲルニカ を見ることが出来ました。写真撮影はフラッシュ無しでOKですが、 ゲルニカだけは隣室からのみOKでした

新幹線のバルセロナ方面は新しく2008年2月に開通しています。 時速300km/h静かで車内放送も少しでした

最悪のケースでマドリードに3連泊になる話がありましたが、 まずは安心でした。(トレド観光は残念です)



地下鉄で待つ


アトーチャ駅


駅前の通り


ゼネストの張紙


ピサソ ゲルニカ


ピサソ 泣く女? と ダリの像


改札口


新幹線ホーム


AVEのロゴ





スペイン旅行 8日目 2010.09.30(木)


観光七日目は、バルセロナ市内のグエル広場とサグラダ・ファミリア聖堂で 午後は自由行動です。

バルセロナの観光はガウディ一色です。グラシア通りにちょっとバスを止め カサ・バトリョを見る。

そして、坂を上りグエル広場にやってきた。中央広場、その下の多くの柱、 階段の途中のトカゲのモザイクなどを見て回る。

バスに戻り、坂を下りて行くと、サグラダ・ファミリア聖堂が見えてくる。 池のある公園で全体を見て碁盤の目を一つ越えて聖堂へと歩いていく。

正面と西側は雰囲気が違い、中にはいると作業場の中に見学通路が有り、 外のクレーン同様工事中なのを実感する

昼食はグラシア通りでお米の代わりに細いパスタを使ったパエリャを食べ、 此処で解散する。

ロエベ、リヤドロ、ザラなどを見て、スペイン随一のデパート  エル・コルデ・イングレスに行きタクシーでホテルまで帰る。 タクシー代 6.50 ユーロだった。

夕食はオリンピック村の海辺近くで、南国のようなシーサイド レストランだった。



カサ・バトリョ


グエル広場中央


サグラダ聖堂


正面から見上る


聖堂の内部


レストラン




 スペイン旅行 9日目 2010.10.01(金)


観光八日目は、観光最後の日です。午前は自由行動又はモンセラット 半日観光で午後は帰国となります。

買い物組と観光組に分かれました。このツアーはJTB日本航空チャーター便で 行く太陽と情熱スペインでしたが、いくつものグループとなり私たちは 31名で21名が観光バスに乗りました。31名の内訳は、13組のカップル (最年少が50代で主に60代・70代)と2組の女性同士、若い女性1人からなる 構成です

バルセロナから53km約1時間で着きます。のこぎり山という名の如く 岩山になっています。カタルーニャの民族意識が強く、古くからキリスト教の 聖地とされ黒いマリアは守護神と言われている。

山の頂上は1235m有るが、修道院は中腹の725m地点にあるのでやや肌寒い。

12:00にホテルに戻り、近くのショッピングモールで昼食をして、 14:30ホテルを後に空港に向かう。

帰りはほぼ予定通りに18:00頃離陸し、目をつぶるとイエペス奏でる 「禁じられた遊びの」の主題歌が余韻となって脳裏に残るように、 スペインをあとにした。



修道院の全貌


下界を見る


黒いマリア像


広場から教会


記念撮影


プラット空港





 スペイン旅行 10日目 2010.10.02(土)


帰路は無給油で機中にて1泊し、成田に翌日の13:30頃 (スペイン時間6:30)到着する。

出発の時はまだ猛暑が残っていたが、外は秋風が吹いて快適な天気になっていた。
これで、10日にわたる旅行報告を終わります。


歩数計の記録
日付 9/23 9/24 9/25 9/26 9/27 9/28 9/29 9/30 10/1 10/2
歩数 5,035 12,789 11,920 10,900 10,756 11,750 13,753 17,386 13,071 3,734


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