秋さんの机 | 水海道 諏訪神社 遷座100年 記念誌 | 発行:常総市 水海道諏訪町 町内会 |
表紙 | 挨拶 | 目次 | 概要 | 見所 | 変遷 | 水海道 | 祇園祭 | 書物 | 歴代 | 記念事業 | 略歴 | 奥付 |
第一章 水海道諏訪神社の概要 茨城県神社誌より
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参考文献:茨城県神社誌(昭和48年茨城県神社庁発刊) 諏訪神社の全景(2018年3月31日撮影) ![]() 例大祭の様子(2011年10月10日撮影) ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
節分祭の様子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
節分の前夜、諏訪町内会の役員たちが諏訪神社の社務所に集まった。 一同うちそろって節分祭の準備にかからねばならない。たしか昭和50年代 の頃の事である。それぞれ分担して準備する中で一人異彩をはなっている人 物がいる。画家の荒井緑荷先生である。 先生のそばには真新しい一升枡がうづ高くつみ重ねられてある。先生はその 一つ一つに墨絵の竹を描くのである。墨をする者、枡をさし出す者等手伝う 者もいるが多くは先生の見事な筆さばきに見とれている。墨絵の描かれた枡 は見る見るうちに別の場所に重ねられて行く。 これらの竹を描いた枡は明日の節分の年男たちに贈与されるためのもので ある。40個位は用意されたろうか。明日先生の竹の絵の枡を受けた年男た ちは、はなはだ満足げな笑みを浮かべて帰路について行く。あの一升枡は今 どうしてあるだろう。今でも神棚の上に飾られてあるのではあるまいか。 たのしい諏訪神社の年中行事の一つであった。 秋山桑人著 水海道市 文化協会報 平成3年10月1日 第15号「芸能閑談」に掲載された一部です。 資料提供:水海道諏訪町 田中和子 様 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
節分祭の様子(2005年2月3日撮影)![]() ![]() ![]() |
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